恶魔的房间原名:悪魔の部屋,
呪われた出世の秘密をかかえて復讐に燃える男と、その犠牲になる女の**と破綻を描く笹沢左保の同名小説の映画化。監督は、『太陽のきずあと』の曽根中生。伏島世志子は、ホテル王の異名を取る伏島京太郎の御曹司を夫に持ち、何不自由なく暮らしていた。しかし、中戸川不時と名乗る男に連れ去られ、ホテルの一室に監禁、暴力的に陵辱されてしまう。不時の家族は旅館を経営していたが、京太郎の強欲な事業拡張により経営が破綻し、一家離散の憂き目に遭うだけでなく、両親はそれを苦に自殺していたのだった。不時は京太郎に電話し、身代金を要求するのだが、世間体を気にして冷淡な態度を取られてしまう。それを知った世志子は、身代金を手に入れた不時と新しい生活を迎えようと決意が、自分が不時の子供を身ごもっていることに気づき・・・。