青春群青色の夏
園子温に師事し、今作が初長編監督作品となる**佑和が自身の体験をベースに描いた青春映画。舞台は東**世田谷区。親も田舎へと帰省し、高校生活最後の夏休みをひとり穏やかに過ごそうとしていた高校3年生の秋山耕介の部屋に、家出をした小学校時代の同級生、夏木真太郎が転がり込んできた。さらに3人の高校の仲間が転がり込み、耕介の部屋に住みつくようになってしまった。当初の目論見から一転、耕介の夏休みが彼らによってかき乱されていく。メインキャストとなる高校生たちには、全員無名の俳優陣を起用。「くそガキの告白」の鈴木太一、「デメキング」の寺内康太郎、「ある優しき殺人者の記録」の白石晃士など、**監督と親交のある監督がキャストとして顔をそろえる。撮影監督は**監督の日本映画学校同期で、「アイズ」などを監督した福田陽平。