那女孩在海边舞蹈原名:あの娘が海辺で踊ってる,又名在海边跳舞的那个姑娘、That Girl Is Dancing by the Seaside
アイドルに憧れながらも海辺の田舎町で何もできずに鬱屈(うっくつ)している女子高生を中心に、男女4人の高校生が織り成すひと夏の物語。思春期の少女の複雑な心情を透明感あふれる映像で描き出したのは、本作が**作となる山戸結希監督をはじめ上智大学映画研究会のメンバーたち。若者たちのリアルな心の機微を紡ぎ、中村義洋監督、園子温監督など多くの映画人を輩出してきた学生映画の登竜門、東京学生映画祭で審査員特別賞を受賞した。 海辺の田舎町、アイドルに憧れる17歳の女子高生・舞子は、自意識過剰なあまり周囲から嫌われ浮いている。そんな彼女にとって、穏やかな性格から“ホトケの菅原”と呼ばれる菅原だけが友達と呼べる存在であり、心の支えであった。そんな折、三味線部の男子2人との出会いがきっかけで、彼女たちの微妙な関係が揺らぎ始めていき……。