武斗派之道原名:武闘派の道,
松方弘樹演じるやくざ橘は、反目組織の組長を殺る鉄砲玉となり、20年の懲役を処せられた。時はたち、平成の世になった現在ではヤクザ組織のありかたも変化を遂げ、かつての任侠道は廃れ“金”こそが力の象徴となり利権に狂う極道たちがのさばっていた。20年ぶりに出所した橘を待っていたのは、かつて自分が殺した組長の反目組織と自分の組の利益統合であった。しかし、内部では裏切り、嵌め、貶めが横行しいつ内部抗争が起きてもおかしくない状況が続いているのであった。そんな中、組の仇である橘が復帰した事により、ギリギリで保たれていた組織内のバランスが一気に崩れていくのであった。